アテ
- ふく
- 1月11日
- 読了時間: 1分
それほど雪が降らなくなった杜の都も、昨日今日は雪が続いた。
雪が積もって一気に溶けていくとき、交差点の横断歩道前後が水没して巨大水たまりができる現象、どうにかならないものか。どう考えても無傷では突破できない大海原が今日の帰りも広がっており、ブーツでも多少足を濡らさなければ帰れなかった。ただの水たまりなのに。無力。
今日は職場の酒宴に出席せねばならず。
遠方から出張で来た偉い人が京都のご出身らしく、酒が進むほどに標準語に混ざる快活な京弁を私は麦酒のアテにせざるを得なかった。よその地方で一応標準語に寄せて喋るけど端々に京弁が顔を出す種ヶ島修二もオツだ。
明日は静かなカフェへ、読み進めていた小説の最終章を読みに行きたい。
苦しい物語だった。最後にどんな思いが押し寄せてくるだろう。