必ず
- ふく
- 6月22日
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更新日:7月7日
白石くんがバイトしだしたり社会人になったりしてからしばらく経った、背伸びしたいけどお金はまだそんなにない頃合い、ネットで見ていいなぁと思ってたブランドのショップがお出かけ先にあって、実物見たらやっぱりすごく欲しいんだけど、実際Tシャツ一枚に一万超えはちょっとなぁ……となって見るだけにしてお店をあとにすることが必ずあると思いますが、その服にめちゃ惹かれてるのもろ分かりな白石くんの様子を横で見ていて、誕生日かクリスマスに贈ったろ!とさっとスマホにメモつける種ヶ島さんも同じくらい必ずいると思うわけです。
彼ら三歳差で経済力に開きがある一瞬もありそうだけど、そういうときでも種ヶ島さんはかっこつけてみたいからとかくだらない理由で白石くんに奢られ役を押し付けたりしなくて、基本的に白石くんの経済状況に自分が合わせて楽しんでくれる気がする。だから大きな贈り物は特別な日とか口実があるときだけ。
白石くんは施され続けることを手放しで喜べるほど図々しくないしプライドなくもないし(一方で一回や二回なら、え奢ってもらえるんですかよっしゃこら儲けたであいやなんでもないですごちそうさんですと笑顔になりそうな図太さは大いにある)(魅力)、種ヶ島さんも奢ったって相手が気後れしたり惨めになったりしたら意味ないしと考えそうな賢明さある。