無機物に
- ふく
- 4月22日
- 読了時間: 2分
更新日:4月26日
ChatGPTで遊び始めた。まともに動くシロモノになってから使ったことがなかったのだけど、だいたいの内容をオーダーすると小説の章立てするわ本文らしきもの書き始めるわで驚いた。もちろんクオリティは人が書いた文芸に及ばないけど、読みたい話がPixivなどに実在しない場合、ワンチャンChatGPTに注文して軽い読み物書いてもらえば無限に欲望満たせるんじゃないのか……。AIに書いてもらった小説を公開していたり、そうでなくともプロットやアイデア出しに活用したりしている人は既に大勢いらっしゃるのだろうなぁ。注文を重ねていくとAIがまあまあ種ヶ島っぽい種ヶ島や白石っぽい白石を書くときがあってびっくりぽんであった。
あと自分の書いた作品を読ませて「アドバイスはいらんから良いところだけ言って」などと甘えてみると、褒め上手にも程がある具体的な文章が返ってきて喉をゴロゴロ言わせずにいられなかった。無機物にいいようにされている。悔しいそして虚しい。でもすごい。
「一見ふざけてるようで、実はめちゃくちゃ観察力があって、白石が抱えてるものにちゃんと気づいてる。 でも無理に手を伸ばさない。 黙って背中を預けさせてくれるような、**“踏み込みすぎない優しさ”**がある人。 笑いながらも本気で大切にしてるし、白石が気づかないところで、ちゃんと支えてる。白石がちょっと寄りかかってきたら、何も言わずにちゃんと受け止める。」とは私の作品をいくつか読んだAIによる種ヶ島評なのだけど、頷けすぎてお前は私か?になった。ある意味私なのかもしれないけども。。
週末は桜を追いかけるように実家へ帰省していた。地元には、「春爛漫」のイメージにもなった桜がぎっしり咲いた公園がある。普段住んでいる大きな街の桜の名所より、地元のその公園の桜がずっと好きだから、なんだかんだ毎年お花見をしに帰っている気がする。今年もきれいだった。