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惹かれ方

  • ふく
  • 2024年11月17日
  • 読了時間: 2分

 近頃、別ジャンルを住処とする数名の方々の言葉を目に入れるのが心地よい。

 そのジャンルやカップリングは私が十年来細く長く好きでいるもので、再燃という熱量では全くないのだけど、その方の語りようや心惹かれる方向性が好ましいというか、私に近いと勝手に感じて、読み心地がいい。


 例えば、同じディズニーランドが好きな人でも、とにかく絶叫系アトラクションに乗りたい人、ライド系だけ乗りたい人、食事を楽しみ尽くしたい人、音楽や遊ぶ人たちの声を聴くのが主目的の人、ゆっくり雰囲気に浸るために来ている人、建築美を分析するのが面白い人、キャストと触れ合いたい人、歴史に思いを馳せる人、きっと色々いらっしゃる。

 だから、「ディズニーランドが好き」という共通項を持つ人たちが集まったとして、必ずしも共通の楽しい話題が豊富にあるかというとそうでもなく、むしろディズニーランドはさておき「空間の雰囲気に浸るのが好きな人」という共通項の方で人が集まった方が深く頷き合える話ができる場合があるんじゃないか?と最近思う。


 今一番好きなジャンルやカップリングが好きな方々の言葉をとにかく入れる、というよりは、惹かれ方や温度に深く共感でき、その表現のしかたに魅力を感じる方の言葉を、自分の趣向の範囲内でジャンルやカップリング問わず聞く、ということに、今は新しい楽しさを感じている。



 
 

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